再三になりますが、雅楽代は本当に火入れが上手です。
一切の劣化を感じさせず、むしろお酒の要素がまとまるイメージ。
火入れって「美味しいの保存」な気がするんです。
造り手が適切だと思った時点の味わいを写真のように切り取るような。
そこには美学があるし、そのための手間を惜しんでいない。
最小限の積算温度で、最高温度も抑え、味の劣化につながるような高温状態を短く。
搾りと瓶詰めへのこだわりもそう。品質の劣化につながるような動線や時間、温度を徹底的に排する。
極めてロジカルでラショナルな思考で酒造りが行われてる。
今期から麹室も新設され、より酒質の精度がキレキレだと感じる。
加登さんの美学の体現が自由自在になりつつあり
その先の未来がより楽しみです。
ん。
全然、日和の説明してない笑
美味しいです。
と書くと加登さんに「わかっとるわ!」怒られるので
ミニマルな語彙力を振り絞り
ファビュラス、マーベラスなどと叶姉妹的レトリックで乗り切ろうかと思いましたが
帰国子女ガチ勢の加登仙一氏に鼻で笑われそうなので
さらに追い詰められ…
スペックは非公開で(本当に非公開なんですよ、クレームは天領盃酒造まで)
「美味しいから飲んでね❤️」と誤魔化しの笑顔を浮かべて
今日は筆を置こうと思います。