都美人酒造

都美人酒造

2022年9月13日火曜日

早朝、博多から深夜バスで神戸 三宮に到着。

朝から神戸サウナ&スパでととのいまくって

いざ淡路島へ。

島に渡るバスの中で偶然「都美人」を醸す山内 邦弘杜氏と鉢合わせる。

車内でみっちり1時間濃い会話を楽しみ、一旦別れ

午後から合流し、蔵見学スタート。

酒造期間ではないので、静まり返る蔵の中

整理整頓されて磨き抜かれた道具たち。

「ああ、いいお酒ができる場所だな」と感じた。

明確な何かがあるわけではない。

蔵の空気がそう感じさせるのか。

都美人のお酒は山廃造り。

使用する酵母は7号、9号、14号。全て泡あり。

ちなみに泡あり酵母は泡なし酵母に比べて手間がかかる。

それに加え、酵母無添加で造られている。

クラシック系一桁酵母と山廃のコンビネーションから醸し出されるのは

自ずと骨格のあり尻上がりに味が乗ってくる酒。

山廃らしくしっかりとした酸のある酒躯。

一年、二年と時間という栄養を与えて育てていきたい酒だ。

山内杜氏と蔵人さんに

「今日は都美人一種類しか飲めない、選ぶなら、どのお酒ですか」

と聞いた。意地の悪い質問である。

お二人とも即答

「超上撰です。」

それは一升瓶でも2000円ほどのアルコール添加酒だ。

都美人酒造の製造量の半分ほどを占める酒でもある。

味のブレをなくすために一年ものから三年もののブレンドの酒だ。

淡路島島内で最も多く飲まれ、お祭りには欠かせない酒。

つまりは淡路島のスタンダート。

僕はその土地に根ざす人々の隣に常にあるのが地酒だ思う。

造り手たちは、この酒を真っ先にあげ、誇りを持ってる。

最高だ。

確かに最先端の酒ではないかもしれない。

ただ、育った都美人は唸るほど美味い。

感動させる力がある酒だ。

まずは都美人 超上撰を飲んでいただきたい。